遺書のかわりではない

5年後に、もしもわたしが生きてたら、ここのすべては笑い話よ。

わかってる?ペンのインクはかれること、畑を塗ったコスモスのこと

浅いリストカットは、かさぶたがキモい。

 

ハッピーセットのキティさんを貰うべく、近所のマクドナルドに行った。調子に乗って6個買ったし、ほしいものは全て手に入れた。せっかくだからと買ったことのなかったプチパンケーキを食べてみたのだが、すっぱかった。メープルがすっぱかった。

メープルではなくりんごだった。

 

外が本当に寒くなった。今は雪が降っている。最近はすべてのことに腹が立って、虚空に向かって怒鳴り散らかしたり、急に泣き喚くような生活を送っている。この冬は希死念慮が積もるだろう。積もったら、球にして放物線を描かせ、崩れた球をひとつにまとめてだるまを作ろうと思う。

 

そういえば彼はもうコートを出しただろうか。私はコートを出さず、ケープで寒さを凌いでいるが。彼のことだからしゃんと整頓されたクローゼットにはもうコートを仕舞ってはいないのだろう。生活レベルの差、私は彼と結婚はできない。

 

彼のリストバンドの下に、青い血管の透ける白い肌があるとしたら。

そこに紅を引くことは敵のカラーにしてしまうから。彼の紅の線はわたしが全部かわってあげる。

 

トリコロールの赤が情熱なら、立海の赤は何になるのだろう。